夫婦の問題(離婚)発覚後のメールでのやり取りについて

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離婚や、夫婦の問題が浮上した時の話し合いの手段

「離婚をしたいのですが、どういった手段で伝えていったらよいでしょうか?」「相手方に謝罪をしたいのだけど」。

こうしたご相談は多いものですが、ケースバイケースですから、

  1. メール
  2. 電話
  3. 手紙
  4. 親族を介して
  5. 友人を交えて

これが一番ですよ・・、というのは、ご事情を詳しくお聞きしなければ、お答えは難しいものです。ただ、当職が見てきた中で一ついえることは、問題が大きくなればなるほど、火花が散っている状況でのメールのやり取りは危険であるということです。

夫婦の問題に限らず、揉め事が起きた時に最も厄介なのは、感情戦になることと、水掛論の展開になることです。 もともと感情的にはなっていても、どこかで止めておかなければ、また相手方のそれを止めなければ、気がつけば訴訟をせざるを得ないところまで来てしまう可能性もあるわけです。そうなれば、時間も掛かり、お金も掛かり、それを相手の責任と思ってしまうことで、さらに憎み合いということになりかねません。

ですので、当職個人としては、大切な時には、手紙が好ましいと考えております。手紙であれば、メールのように、読んですぐ感情的になった勢いで返信・・、ということはできませんし、書く側としても、メールよりは、内容をよく吟味して書くこともできますので。

ただ、ご注意をいただきたいのは、手紙は、気持ちを伝えるためと、できるだけ穏便に解決をするために、そうするわけですから、自分の厳しい状況は書いたとしても、できるだけ相手方を責めるような内容は書かない方がよいとうことです(せめて1回目程度はというお話しであり、相手方の出方によっては、その後に、強く出る必要もあり得ますよ)。

責めたい気持ちもありますよね。けれど話し合いの土俵に上がってもらえなければ、何も進みませんから、まずはそこを目指すべく書かれるとよいでしょう。

ちなみにではありますが、よくクライアントの方から、相手方からの、やけに挑発的な内容の書面を見せていただきますが、これは単なる挑発であり、そんな事をすれば余計にお互いに負担を掛けあうということを理解していないか、臆病故に、虚勢をはっているにすぎないものです。

そんな事をすれば、証拠にもなってしまいますし、自ら長期化を望んでいるようなものですから、絶対にされないでくださいね。

最初の手紙では、相手方を責めない方が・・、とは書きましたが、相手方の顔色を伺うような、下手に出るような内容にする必要はありません。

アナタが悪いことをしていれば別ですが、胸をはって、自分はできるかぎりの事をやっていると思われるのでしたら、毅然とした内容で、相手方と同じ土俵にいる気持ちで書かれてください。
どうしても、どう書けばよいか分からないという場合には、どうぞご相談を寄せてください。

なお、もっとも避けたいのは、感情戦です。話し合い自体ができないのは避けたいところです。どうしても協議で進まなければ、離婚調停に持ち込まざるを得ません。

とはいえ、調停を申し立てても、事前にエスカレートしすぎていれば不成立は目に見えており、また出席すらしてこないことも考えられます。ですので、このままでは話し合い自体ができないという場合には、早々に調停を申立てた方がよいかもしれません。

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