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モラハラ夫・妻への対応間違い~誠心誠意は通用しない本当の対策とは?

モラハラ加害者への間違った対応

1、モラハラへ気付いたアナタへ~離婚と修復の両方の視点から考える

このコンテンツの目指すところは、モラハラ(モラルハラスメント)対策というだけではありません。

(1)自分が気付かぬモラハラ夫・妻だったと気付いた時、すでに時遅しで離婚請求をされてしまい、ならばなぜ今まで自分は、相手方配偶者に苛立ってしまっていたのかに気付くこと

(2)モラハラ、理詰め、クレーマー体質の夫・妻へ向けて、一生懸命に対応して疲弊してしまった方。ならばどういう対応をとればよかったのかに気付くこと

こうした方へ向けた話しになります。
この視点からであれば、夫婦関係修復への一歩にもなり、また離婚を進めるためへの一歩、両方の側面から考えることができるかもしれません。なお、モラハラ自体については、以下のコンテンツで説明をしていますので、まずはそちらを読んでいただいてもよいですね。

【参考コンテンツ】
■ モラハラと亭主関白・女房関白という言葉の勘違いと共依存の関係
※夫婦の間に潜むモラハラについて、そしてモラハラ加害者の特徴を一覧にしています。

当職は、離婚をされたい方にも、修復をされたい方にも読んでいただきたいと思って書いています。理由は、モラハライコール離婚ではなく、モラハラ加害者側から離婚請求を受けているのに、それでも一緒に居たい方もいます。
一方で、モラハラ被害は弱い毒のように日々精神を削り取られますから、辛いですよね。本当に辛いと思います。だけど、毒が回ってしまい、自分の力で離婚を推し進めることができないほど疲弊している方もいます。もはや、自分で考える力を失ってしまっている状態です。
その両方を支えていきたいと思っています。

2、モラハラや理詰めの夫・妻への対応を一生懸命になっていないですか?

相談を受ける中で思うこととして、モラハラ・理詰め・クレーマー体質の夫・妻を持つ配偶者は、その対応に一生懸命で誠実過ぎるところがあるということです。
モラハラ加害者は、日常生活の些細なことでもマウントをとってきます。掃除の仕方、保険の選び方、お隣さんとのコミュニケーション、子どもへの対応、仕事の悩み等、なんでもです。とにかく何にでも、真正面からこちらの気持ちに寄り添うことはなく、他人事のように、自分が正しいという振る舞いをします。

そして、どこか満足的で、自己愛的で、優れているような素振りを見せます。被害者側からすれば、自己満足にひたっているようにしか見えず、けれど何を言っても否定される、指示される、認めないかぎりは、その説教は終わらないために、いつしか何も言えなくなってしまっているように感じます。自己肯定感もズタズタにされます。

ただ、モラハラ加害者本人は、案外、そんなつもりはなく、また外面もよいですから(ただし、クレーマー気質はありますから、売買の場など、本来は上下関係などは無いはずでも、上下があると思うような場面では、販売員さんにはマウントします)、ご近所さんからはよい人に見えていることも多く、被害者側は余計に苦しみます。
そして、自分が出来ない人のように見えているのではないかと錯覚してきてしまいます。でも、それは違うので安心してください。

あなたは、一生懸命だと思うのです。誠心誠意丁寧に対応すれば、きっと分かってもらえるはずと思っていたり、心を強くもって、モラハラ加害者に気持ちの説明をしたり、文句を言われたことへ理由を話したりと、一生懸命であると思うことはありませんか? そういう相談者には、何千人とお会いしてきました。

ただ、その一生懸命さが、モラハラ加害者の格好の対象になります。モラハラ加害者は、上下関係を作れそうな対象者の誠意は、誠意として受け取っていません。
マウントできる、上の立場に立つための材料をもらっているとしか考えていない方が多いと思います。

物事は多面ですから、ディベートもそうですが、材料と理屈さへあれば、いくらでも対立することが可能です。いずれにせよ、こちらの正当な理由を聞いているのではなく、どこをやり込めることができるかという点を見ているだけです。まずは、そういう意識だということを理解することが必要です。

ちなみにですが、よく「うちの夫・妻は、口が上手くて叶いません」と聞きますが、やり取りのLINEであったり、メール等を読む限りでは、単に屁理屈をこねているだけか、そこに対話というものがなければ、単なる作文にしか感じません。
いつもマウントされてしまっているので、口がうまいように感じているだけで、第三者が読めば、理屈も通っていない、単なる作文を仰々しく書いているだけだと感じることが多いものです。
もしかしたら、本当に賢く、口の上手な方もいるかもしれませんが、仕事ではありませんから、夫婦の対立の中では、目的は自分の言い分を通すことだったりするものですから、よくよく読んでみて、聞いてみて、そのうえで対応すべきかどうかを考えてください。
その辺りが分からない、悩ましいという場合には、当職へ相談してください。

行政書士松浦総合法務オフィス

少し補足しましょうね。たとえば、あなたが、本当に腹が立っている相手から、また傷つけられた相手から、一生懸命、そうなってしまった理由説明をされた時、その説明の中に、「傷つけたけど、分かって欲しい。それには自分なりにこんな理由があるんだ・・」ということを、説明されればされるほど、なんだか腹が立つことってないですか。

たとえば、こちらの事を慮って、こちらの事だけを考えて謝罪されれば許せたりもします。でも、そこに、こちらのことよりも「自分の事を分かって欲しい」という気持ちが強く出ていたら、結局自分のことじゃないか・・と面白くなく、言い返したくもなると思います。そういうことなだけです。
ただ、勘違いをしないでいただきたいのは、あなた自身が、いつも「自分のことを分かって」と言っているという話しではありませんよ。普段のあなたはそういう態度ではないはずです。
でも、モラハラ加害者は、なんでも話を被せてきますし、上からになってきて、屁理屈も多いですから、そういう状況では誰しもが「私のことを分かってもらいたい、理解してもらいたい。なんで通じないんだろう」という気持ちになりますから。あくまでシチュエーションの話です。

補足で説明したように、そういう「分かってもらいたい」という、こちらの要望は、余計に相手方に、言い返しをさせたくなる状況を作ってしまっているわけです。

まずは、そういう気持ちは通じることはないということ、言えばいうほど攻撃を受けることになるということを理解してみてください。 一生懸命の説明を止めることは、モラハラ対策の第一歩になるはずです。

3、モラハラ加害者はアナタの何を見ているのか?

前述の通り、モラハラ加害者は、あなたを理解してあげたいという気持ちを見ているのではなく、上下関係の上になることができるかどうかを見ているということです。

ただ、モラハラ加害者側の相談者も多いですが、その方々と話をしていると、実際には、補足で説明したように、こちらの分かって欲しいという気持ちに苛立っていて、自分がモラハラをしているという理解の無い方のほうが多いように思います。
なので、結果として常にモラハラな態度になっていることと、加害者側も、自分を分かって欲しいという、分かって欲しいもの同士の対立になってしまっていることも多いわけです。

だから、逆に加害者側が、自分がモラハラを受けているのではないか?と言う話をされるケースもあります。「自分が何を言っても、対立してくるし、その話が長い。だからつい言い返してしまう。」という話をされていたりもします。
それがエスカレートすると、加害者側も被害者になってしまい、自分が傷つく前に文句的な事を言って、相手方を黙らせてやろうという意識にもなっているようです。

つまり、加害者側は、決して強いという話しではなく、自己防衛的になってしまっているコミュニケーションの問題ということもあるわけです。そして、お互いが辛いという状況にもなるわけです。
とはいえ、言ってよいことと悪いことはありますし、夫婦関係は勝負事の世界ではないですから、自分を正しく見ることのできる力は必要です。とはいっても、疲弊していたら、その力が残っていないことは確かだと思いはします。

4、修復したいというモラハラに気付いた加害者が語る自分の問題点

モラハラ加害者からの相談も多いと書きました。そういう方からの相談は多いものです。その方々が言うのは以下が多いです。

  • 自己愛的で、傷つきやすい。傷つくくらいなら先に自分を守りたいと思ってしまっている。
  • 自己肯定感は低い。だけどたぶんプライドは高い。会社でのストレスも多い。自宅では自分が一番で居たい。
  • 孤独である。自分の態度が配偶者を孤独にさせていることも分かっている。でも、どうしても自分を分かってもらいたい気持ちを押し通してしまう。
  • 家庭での自分の優先順位が低い。もっとかまってもらいたい。
  • 家計を支えているのは自分だから、心のどこかで、どうせ離婚なんてできないとあぐらをかいている。亭主関白です。
  • 妻は仕事がうまくいっている。自分の方が収入が多いけど仕事は大変。不公平を感じる。自分の方が優秀なはずなのに。

この数倍の言い分を聞いてきましたが。モラハラを自覚しているかは別としても、自分の弱さを理解している方は多いように感じます。正確に言えば、離婚請求を受けたことで、今まで隠すようにしていた自分の弱さ、問題点を少しずつでも見るようになったのかもしれません。
いずれにせよ、自分の問題が苦しくて、その矛先が配偶者に向かいます。

さらに、分かってもらいたいのに、言い返されているように感じてしまう。自分の欲している言葉を返してこない。受け止めてくれない。怒りというか、恨みのようになっていくとも言います。

こんな話を聞けば、自分の問題は自分で解決して、八つ当たりのような態度は止めてもらいたい!と思うことかと思います。その通りだと思います。
言ってもらいたい言葉があれば、それを伝えてくればよいのに、「なんで察することができないのか」という気持ちが先行しているわけです。

5、モラハラ加害者が気付いていない本当の精神年齢について

同時に、モラハラ加害者は、自分の精神年齢に気付いていないことも、自分自身を辛くする原因のように思うことがあります。

話しが反れますが、当職は案外ミーハーです(お恥ずかしい)。こう書くとミーハーが悪いように聞こえてしまうので語弊なくお願いしたいのですが、ただ仕事ではおそらく精神年齢は高く、理路整然と客観的に話をしているように見えるかと思います。そしてそんな風に言われることも多いです。
それでも、基本的に18歳頃から、根幹にある精神年齢はあまり変わっていないように思っています。けれど、その18歳頃の自分の良かった部分を大切に育てて今に至っていると考えています。

ですが、自分の精神年齢に気付いていない、寂しがり屋で、傷つきやすいモラハラ加害者の精神年齢は、5歳だったり、10歳だったりと、そのまま大人になってしまっている方が多く、そしてその精神年齢に、30歳、40歳、50歳という実年齢に伴う責任が乗っかってしまい、両親に当たるように振る舞う方は多数です。

決して肯定しているわけではありません。加害者に気付いてもらいたいわけです。
5歳や10歳なら、分かってもらいたいし、かまってもらいたいし、それが無いと寂しいわけですが、それを大切な配偶者に親を求めてはいけませんよね。

でも、俺って、私って、もしかしたら精神年齢と実年齢に差があるのかもしれない。それは自分で労って、自分に優しくしないといけないよね。そうじゃないと、友達も家族も離れていってしまうかもしれないという、そういうところに気付いてもらいたいのです。

6、俺の事を承認して、手のひらの上で転がしてくれれば俺は頑張れるんだ!

夫婦カウンセリングの後半近くになってくると、そんな話が出てくることもあります。承認してもらいたければ、まずは相手方の事を先に考える必要があります。 気持ちも分からなくはありません。誰だって辛ければ、余計に承認をされて安心していたいと思うはずですから。
でも、相手方を承認しないのに、自分が承認されることはありません。寂しくて、孤独で、暗闇の中で生活していると感じているのは、むしろモラハラの被害者側です。

  • 相手方の事を、本当に人として見ていますか?
  • 相手方の事を、役割をこなす機能的に見ていませんか?
  • 対等な立場だと思っていますか?
  • 何より、愛すべき人だと感じるようにしていますか?
  • 相手方よりも自分の方に興味関心が向いていませんか?

相手方は、もう何を言われても、この恨みつらみを浄化できず、離婚の気持ちを変えないかもしれません。辛く、孤独で、一緒にいればいるほど苦しくなる相手に愛情を復活させることは難しいですから。だから、離婚をしたい気持ちは分かります。

けれど、修復をされたい方であれば、まずはこのコンテンツに書いた自分の問題、当職からの問いかけを真正面から受け止めることがスタートかもしれません。

7、まとめ&アナタはすぐに強くなる必要はないよ

まとめになりますが、モラハラ被害者の方は、誠心誠意、丁寧な言い分は避けるところからスタートしてください。マウントされ、傷つけられる情報を提供することになってしまいます。

モラハラ加害者の方は、自分の弱さに向き合い、自分よりも相手を孤独にさせないための事考えてください。

離婚を進めるでも、修復を求めるでも、問題が大きくなっているでしょうから、苦難の道であることに変わりはありません。
こういう状況の中でも、どう進めていけばよいか、まずは何から手を付けていけばよいか等、その辺りに悩んだら、当職へ相談してください。どちらの立場であっても、ご相談に乗らせていただきますよ。

あっ、あと一つ付け加えたいのですが、モラハラに耐えてきた方へ、、語弊なくですが、強くあらねば、強くならなければ・・とはあまり思わないようにしてくださいね。毎日自分の発言を否定されて、マウントされていると、どこかで強くならなくてはいけない!という思いが前のめりすることがあります。

私は大丈夫、俺は大丈夫。誰から何を言われてもなんとも思わない強い人間になれば大丈夫というように、無理に強くなろうと鎧を身につけるようになっている方にもお会いします。ちょっとでも自分と違う意見があれば、否定されて傷つく感じを持たないようにすぐに反発したり、言うべきことは言わなきゃいけない、と無理をして顔をこわばらせて反射的に反発をしている方にお会いすることあります。

僕はアナタの100%味方なので大丈夫ですよ・・と言うと、「強くなると決めて生活していたら、自分でもおかしな方向に強くなってというか、人に強さを見せなきゃならないと思い始めてしまった。でも、これを止めるのは怖い」と話をしてくれます。
当職が懸念するのは、それを相手方配偶者だけではなく、誰にでも反射的に強い姿、態度を示してしまうことがあり、結果、友人、知人ですら距離があいてしまう事があるということです。簡単には言えませんが、自分が安心できる自分を取り戻してください。無理に自分を変えてしまうほど強くなる前に、対応、対策を知ってくださいね。

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